継続的なメインテナンスのポイントとは?【予防歯科実践セミナー(講師:波多野映子先生)】

継続的なメインテナンスのポイントとは?【予防歯科実践セミナー(講師:波多野映子先生)】

2017年3月12日、『明日から使える!歯科衛生士さんのための予防歯科実践セミナー』を東銀座にある白鶴ビルディングにて開催いたしました。今回は波多野映子先生をお招きし、『Q&Aでわかる!メインテナンスの極意 ~明日からできる臨床のヒント~』をテーマに、症例をもとに診療時のポイントをお話しいただきました。特に参加者の方からの質問が多く、またグループディスカッションも盛り上がり、学びや気付きの多い4時間となりました。

 

キーワードは『納得』『安心』『継続』

波多野先生は「患者さんに理解していただき、納得していただくことはとても大切」とおっしゃいました。歯周病治療における最大のリスクとは”患者さんが来院をやめてしまうこと”。患者さんが来院をやめてしまったら診療はできず、歯周病は悪化してしまいます。

歯科衛生士さんは、患者さんとの限られた時間の中で、患者さんに来院していただくよう働きかけることが必要です。その働きかけにおいて、キーワードになってくるのが、『納得』『安心』『継続』の3つのワードです。患者さんに診療内容を理解をしていただくことが患者さんの”納得”につながり、”納得”していただくことによって患者さんは“安心”を感じることができます。その”安心”が信頼へとつながります。まずは患者さんに「私たちにサポートさせてください」ということを伝え、成果を患者さんと共有しましょう。患者さんと関係を深めることで来院離れを防ぐことができ、”継続的”なメインテナンスが可能となります。患者さんのメインテナンスの際には、『納得』『安心』『継続』の3つを意識して行ってみませんか?

 

私たちのモチベーションが、患者さんのモチベーションにつながる

今回のグループディスカッションでは、『定期検診率を高めるためにはどうすればよいか』というテーマを話し合いました。参加者の方から出てきた意見には『来院しやすい雰囲気作りを行う』『患者さんにあらかじめ検診の大切さを伝える』『メインテナンスの重要さを伝える』『ずっと同じ歯科衛生士が担当し、信頼関係を築く』『検診のお知らせはがきを送る』などがありました。患者さんが自主的に来院できるような工夫が多く、とても参考になる意見ばかりでした。

セミナーの最後に、波多野先生からの総評で『歯科衛生士の仕事へのやりがいやモチベーションの維持は、患者さんのモチベーションにつながる』というお言葉をいただきました。歯科衛生士さんがイキイキと働いている姿を見ると、思いが伝わって患者さんも「頑張ろう!」とやる気が出そうですよね!

モチベーションアップの一つに知識の習得があると思います。ぜひ、本セミナーでの学びや他の医院の歯科衛生士さんとの交流を、日々の仕事へのモチベーションアップにご活用いただければと思います。

 

『道具の使い方など目からウロコな情報があって、職場のみんなと共有したいと思いました』

今回もご参加になった方からご感想をいただきましたので、一部をご紹介します。

『道具の使い方など目からウロコな情報があって、職場のみんなと共有したいと思いました』

『実際、他院の歯科衛生士さんがどうケアしているのか、治療しているのか、ケア用品などどう活用しているのか聞く機会は
なかなかないので参考になりました』

『このセミナーの醍醐味は、有名な歯科衛生士の方の話を間近で聞くことができること。
他の医院の方とディスカッションの場で情報交換ができること、そして製品の使い方がよくわかるのもすごくためになります』

などのたくさんのご好評の声をいただきました。セミナーにご参加いただき、ありがとうございました!

セミナーでの学びや発見を、ぜひ明日からの診療に活かしてくださいね。

 

『明日から使える!歯科衛生士さんのための予防歯科実践セミナー』は、今後も順次開催いたします。

皆さまのご参加をお待ちしております♪

 

★ご案内★

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※セミナーは定員に達し次第、受付を締め切らせていただきますのでご了承ください。

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