患者さんに合わせたセルフケア処方を行うために大切なポイントとは?【予防歯科実践セミナー(講師:片山章子先生)】

患者さんに合わせたセルフケア処方を行うために大切なポイントとは?【予防歯科実践セミナー(講師:片山章子先生)】

2017年9月14日、『明日から使える!歯科衛生士さんのための予防歯科実践セミナー』を神田にあるアーバンネット神田カンファレンスにて開催いたしました。今回は片山章子先生をお招きし、『メインテナンスでおこなうプロケアとセルフケア処方』をテーマにお話しいただきました。患者さんの症状に合わせたセルフケア処方を行うために大切なポイントを、ディスカッションを行いながらお話を伺いました。

 

患者さんの心に響くセルフケアの提案をしよう

片山先生が教えてくださった、患者さんが聴きたくなる口腔衛生指導の3つのポイントは以下の通りです。

① 患者さんが知って得する情報、患者さんの利益につながる的を射た情報をお伝えすること

② たとえ自分が苦手な患者さんであっても、態度を変えずに真摯に対応すること

③ 患者さんには見えにくい口腔内のリスクや状態を、視覚的にわかりやすい方法でお伝えすること

特に3つ目のポイントは、実は患者さんのモチベーションに強く関わっています。口腔の疾患は患者さん自身が見えない世界で発症することが多く、軽度の段階では痛みなど自覚症状を伴いません。悪化させずに予防できるこのような段階だからこそ、セルフケアの力が要となるのですが、見えなくて症状がない患者さんにはその必要性がピンとこないのです。だから、視覚的にわかりやすい方法でお伝えします。口腔内写真や染め出しで、自身の口腔内に何が起こっているのかを気づいてもらうのです。

気づきは意欲につながります。患者さんの大切な歯を守るためにも、患者さんに「自分のためにセルフケアをがんばろう!」と感じていただき、患者さんの中にある『やる気』を引き出していきましょう。

 

『義歯』のケアの大切さもしっかりと伝えよう

適切なケアを行えていない汚れた義歯を装着した口腔内では、患者さんの健康を維持することができません。天然歯と同様に義歯のメインテナンスもしっかりと行うことが大切だそうです。

装着されている状態での義歯の安定性や、義歯を着脱する際のゆるみ具合の確認と人工歯のすり減り具合、外した後の口腔内の粘膜に傷などの異常がないかどうか、といったことを確認することも大切です。義歯にもチェックすべきポイントがたくさんあるんですね。

また、片山先生は必要な際には義歯にも染め出しを行い、患者さんに見ていただいているそうです。目に見えないプラークを、染め出しで視覚的にわかるようにすることで、患者さんにセルフケアの大切さをより実感していただけますよね。義歯も患者さんにとっては大切な歯の一部です。皆さんも義歯のケアをしっかり行いましょう。

 

患者さん一人一人に合わせたメインテナンスがいかにできていなかったかわかったので、今後はもっと向き合っていこうと思いました

今回もご参加くださった方からご感想をいただいたので、一部ですがご紹介します。

『患者さん一人一人に合わせたメインテナンスがいかにできていなかったかわかったので、今後はもっと向き合っていこうと思いました』

『教科書に載っていないことや自分が知りたいことが聞けたので、勉強になりました』

『具体的にブラシのチョイスでなぜこれがおすすめになるのか、理由と製品の特長と合わせて患者さんに提示できる考え方を知ることができたと思いました』

『無料のセミナーとは思えないくらい勉強になりました。経験も浅い上、ブランクのある私には、とても有意義な時間となりました』

などのたくさんのご好評の声をいただきました。セミナーにご参加いただき、ありがとうございました!

セミナーでの学びや発見を、ぜひ明日からの診療に活かしてみてくださいね。

 

『明日から使える!歯科衛生士さんのための予防歯科実践セミナー』は、今後も順次開催いたします。

皆さまのご参加をお待ちしております♪

 

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