口腔衛生指導の悩みがスッキリ解決!患者さんのココロを掴む伝え方【予防歯科実践セミナー(講師:横山朱夏先生)】

口腔衛生指導の悩みがスッキリ解決!患者さんのココロを掴む伝え方【予防歯科実践セミナー(講師:横山朱夏先生)】

一生懸命説明しても患者さんに伝わらない、説明したことが続かない、来院しなくなる・・・という経験をお持ちの歯科衛生士さんは多いのではないでしょうか?患者さんが歯科衛生士さんの口腔衛生指導に取り組むようになるかどうかは、患者さん自身が自分の歯に興味を持ってやる気になるかどうかで決まります。今回は、やる気を引き出す伝え方をアルクスデンタルクリニック(神奈川県横浜市)の歯科衛生士、横山朱夏先生が解説してくださいました。

 

テーマ:『患者さんがやる気になる伝え方〜一緒に考えてみましょう!〜』
講師:横山朱夏先生
日時:2019年6月20日(木)13:00〜17:00
会場:ビジョンセンター田町

 

患者さんのやる気を引き出すには、初回の指導がポイント

先生からのメッセージに熱心に耳を傾けています。

患者さんのやる気を引き出す指導のタイミングは、初診来院時が理想です。特に、初診時に患者さんの主訴などをしっかり聴くことが大切だとおっしゃいます。患者さんは思う存分自分の話をすると、歯科衛生士さんの話を聞く態勢になるそうです。そうすると、初めから歯科衛生士さんが一方的に説明するよりもスムーズに口腔衛生指導に入れます。まず患者さんの話を聴いて、患者さんに耳を傾けていただく状況を作ることがとても重要なのですね。

 

患者教育が口腔衛生指導を変える!そのワケとは?

患者さんが口腔ケアに進んで取り組むには、患者さん自身が口腔内の状況や必要なケアについて理解しなければなりません。そこで必要となるのが患者教育です。横山先生は、「患者教育には、聴覚と視覚から入る情報の組み合わせがベストだとおっしゃいます。

例えば、患者さんに口腔内の説明をするときには、まず健康な状態のレントゲン写真をお見せし、歯牙や歯周組織の構造や仕組みについてお伝えします。それから患者さんご自身のレントゲン写真を見ていただきます。すると、健康な歯とご自身の歯の違いに驚き、「どうしたら元に戻るのか」と心配になるそうです。最初からご自身のレントゲン写真をお見せするよりも、口腔内で起きているリスクを患者さんにより強く印象づけることができるのですね。骨が溶けている患者さんの場合、そこで歯科衛生士さんに「溶けた骨はもう戻らないんですよと言われたら、ハッとしますよね。患者さんが現状を正しく理解し、「どうしたら良いのか?」と疑問に思うことが重要なのです。

口腔内に興味を持っていただくこと、危険な現状を知っていただくことで、歯科衛生士による指導の必要性を理解していただくこと、自分自身で疑問を感じていただくこと、これら全てが患者教育につながります。患者さん自身がケアの必要性を実感できたときに、患者さん主体の口腔衛生指導になるのですね。

 

【症例検討】実践から具体的に考える『メインテナンス』

各グループからさまざまな視点の提案が発表され勉強になりました。

重度の歯周炎症例を題材に、どの歯ブラシを処方し、どのように指導したらいいのかというハイジーンコントロールプランを検討し、グループごとに発表しました。具体的なプランや伝え方を考えることで、より医院に帰ってからの臨床をイメージすることができました。このワークを通して、患者さんに食習慣を見直していただくこと、症状が発現している理由や今後のリスクを正しく伝えることが有効だとわかりました。また、デンタルプラークは全身疾患に影響するため、歯肉炎は軽視してはいけないことを患者さんにきちんと理解していただくことが必要だと感じました。

メインテナンスは歯石を取るためだけのものではなく、リスク部位の確認をするためのものでもあるのですね。メインテナンスは一通りではなく、患者さんに合ったものを選んで行うものです。プロ意識を持って患者さんと向き合う必要性を学びました。

 

セミナーの内容
1.覚えておきたい歯周治療の基本
2.患者さん主体の口腔衛生指導を実現しよう!
3.口腔衛生指導を成功に導く2種類のゴール設定とは?
4.賢い歯科衛生士さんのためのハイジーンコントロールプラン
5.【実践】今すぐ使える!患者さんのやる気の引き出し方

 

 

「患者さんと一緒に改善していくことが大切だと改めて思いました」

ご参加いただいた方々の感想をご紹介いたします。

「説明等がテンプレートになりつつありましたが、患者さんお一人おひとりにストーリーやバックグラウンドがあり、合うもの合わないものがあること、意識を変えていくには患者さんと一緒に改善していくことが大切だと改めて思いました」
「内容がわかりやすく、明日からすぐに試してみたいです。歯科医師と歯科衛生士でもっと連携をとっていきたいです」
「TBIはこれで良いのか、いつも悩んでしまうのでとてもためになりました」
「普段診査後に行なっている話では、患者さんに伝わっていないことがありましたが、横山先生が行なっている話し方や内容の進め方がとてもわかりやすいと感じました。デジタルとアナログを有効に活用し、興味を持ってもらうよう伝えていきたいと思いました」
「いかに今までの自分の患者教育が伝わっていなかったのかがわかりました。伝わっていれば、お互いに良い関係が築けるのではないかと思いました。患者さん本人に気づいてもらって自分で考えてもらうことも大切だと思いました」

たくさんのご好評の声をいただきました。セミナーにご参加いただき、ありがとうございました。

 

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