私たちの実践!予防歯科ストーリー vol.1  ~地域の予防歯科を牽引する歯っぴぃデンタル~

私たちの実践!予防歯科ストーリー vol.1  ~地域の予防歯科を牽引する歯っぴぃデンタル~

自分の技術・基礎をしっかりしたいと思い転職しました(平河内ひらこうち 恵さん)

私は歯科衛生士歴8年で、2015年8月に歯っぴぃデンタルに転職してきました。自分の技術・基礎をしっかりしたいと思ったのが転職のきっかけです。

もともと同期の歯科衛生士がここで勤めていて、その人に聞いたのと、「予防歯科」で検索すると一番に出てくるのが決め手でした。

一年間、先輩の佐藤さんに指導についていただいて、自分の不安なところやSRPなどのチェックに入ってもらい、足りないところを指導してもらっています。

 

「将来はお姉さんのようになりたい」と言ってもらえました

実はもともと保育士などの幼児系の仕事に就きたいと思っていました。

歯科衛生士という資格のことをインターンシップで初めて聞いたことがきっかけで専門学校に入り、資格を取りました。現場に出るまではあまり実感がなかったのですが、仕事を始めてからは仕事を「とても楽しい」と感じています。

特に患者さんとの触れあいが楽しく、歯医者が嫌いな小さい子どもが「将来はお姉さんのようになりたい」と言ってくれたのがとても印象に残っています。

とはいえ、まだまだ患者さんとのコミュニケーションについては勉強中です。

 

『今は本当に壁にぶち当たっています』

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今は本当に壁にぶち当たっていると思っています。歯周病をまだ自分ひとりで治せないんです。

でも、歯周病は自分だけで治すものではなくて、患者さんが主体だと思います。ですが、患者さんの頑張りに見合った自分の技術が足りていないと感じています。

歯石の探知の仕方や患者さんへのアプローチのやり方などを一番の課題だと感じていて、日々実際の治療をしながら指導をしてもらっています。

その他にも、セミナーや勉強会に出るのはもちろん、先輩方の臨床に基づいた経験が非常にありがたく思っています。

マネキンではうまくいくことでも、実際は唾液があったりして上手くいかないこともあります。そういった時に先輩に相談すると「こういうのもあるよ」と教えてもらえるので、先輩にかなうものはないなと思っています。仕事中が一番勉強になっています。

 

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歯医者は「痛くない」「怖くない」と思ってもらいたい

痛いから・怖いから20年来ていませんでしたという方が多いので、痛くないところ・怖くないところとして通えるようになればいいなと思っています。

歯っぴぃデンタルでは予防歯科をうたっているので、「早く治して」という人は少ないです。

最初の予約の段階で、「口腔内写真をとったり、時間がかかります」と説明していたり、口コミで来る患者さんが多いので、時間がかかるのを納得している患者さんが多いですね。

中には、歯のクリーニングはいいから痛いところを治してくれという患者さんもいましたが、そのような方には口腔内の状況を理解してもらい、歯周病であることをしっかりと伝えるようにしています。

 

患者さんが反応してくれたら「やった!」と思ってます(笑)

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患者さんに最初にお会いしたときには、口腔内や基本検査の状態を説明して理解してもらうようにしています。

そこで患者さんが「初めて見た」「えっ、そうなんだ!?」という反応をしてくれたときは「やった!」って思います(笑)

患者さんと打ち解けると名前を聞いてくれるようになります。特に私は名字がめずらしいのでよく聞いてもらえますね。

「次はいつ予約とれる?」など、自分に興味を持ってもらえるようになるのが嬉しいです。

今は先輩のチェックを受けながらSRPをしている段階ですが、今後はもっと自分が自立して、一人で歯周病を治せるようになりたいです。

今は「自分、自分」という感じですが、今後はもっと若い歯科衛生士に「歯科衛生士は楽しいんだよ」ということを伝えていきたいです。

 

『一人でも多くの患者さんからいかに“ありがとう”をいただくかが大事』
歯っぴぃデンタル院長 内田 格誠まさのぶ先生)

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歯っぴぃデンタルの理念、愛言葉である『育もう 口から始める健康生活』そのものが歯科衛生士を必要としています。

当院では予防歯科・プロケア業務はもちろんのこと、受付・医療介助・機材管理・レセプト業務といった作業やISO推進担当、医院の将来像を企画する100年経営委員会まで歯科衛生士にお願いしています。

自分の担当患者さんのことは、それぞれよく把握していると思います。ただ、それだけではなく、歯牙や歯肉から口腔機能・全身状態を捉えるのはもちろんのこと、職業や生活習慣・家庭環境も含めて生活者としてとらえること、そして10年先やセルフケアができなくなる頃を予測する時間軸をも意識した考え方を身につけて欲しいと思います。

一番大事なのは、歯科衛生士さんが患者さんに「ありがとう」って言われるのを意識すること。一人でも多くの患者さんからいかに“ありがとう”をいただくかを考えると、少しずつ仕事は楽しくなります。

仕事も人生も、自ら積極的に選択し、決断することで充実させることができます。変化を恐れず挑戦することで刺激的な毎日になります。支え合う仲間を信頼し、いろんな体験を通して成長を楽しみましょう。

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まとめ

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この記事を読んだ皆さんには佐藤さん、塚原さん、平河内さんの思いは伝わったでしょうか?

若手の歯科衛生士を指導する佐藤さん。指導する立場や予防歯科の立ち上げの大変さをお話ししてくださいました。今後はブランクのある歯科衛生士さんの復職を支援したいというのも素晴らしいです!

次に、実習生の指導もしている塚原さん。塚原さんの実習生に対する“愛”を垣間見ることができ、インタビューの時に私がポロッと「ここで実習ができる学生さんはうらやましいですね」とついつい本音をこぼしてしまいました。

最後は自分の技術をしっかり身につけたいと転職してきた平河内さん。「先輩にかなうものはありません」とご本人がお話ししているように、非常に多くのことを先輩たちから学んでいる様子がインタビューでも伝わってきました。

そして見逃せないのが、院長先生の人柄です。インタビューの際にも、本当に皆さん院長先生のことが好きなんだなというのが職場の雰囲気ですぐにわかりました。

このような歯科医院が増えていけば、もっともっと予防歯科は広まりそうですね。                                                              

記事では紹介できませんでしたが、予防歯科に使っている歯磨剤や歯ブラシも皆さん実際にいろいろ試しているそうです。やはり、自分で使ってみて、その経験からお伝えすることが大切なんだと私も改めて感じました。

予防歯科で使える製品といってもさまざまな製品があるので、興味のある方は、ぜひ院長先生や出入りしているディーラーさんに尋ねてみてくださいね。

今後も予防歯科に取り組んでいる歯科医院さんの取材を続けていきますので、次回もお楽しみに!

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