明日から使える!予防歯科実践セミナー【講師:片山章子先生】が開催されました。
2016年9月15日(木)、御茶ノ水トライエッジカンファレンスにて、第13回『明日から使える!歯科衛生士さんのための予防歯科実践セミナー』が開催されました。『歯みがきアイテムまるわかり講座 ~歯周病ケア編~』をテーマに片山章子先生に講義を行っていただきました。
大切なことは『ニーズに応じたケア』と『患者さんの主体的な参加』
歯周病は生活習慣病の側面が強いため、患者さんの口腔内だけではなく生活習慣をきちんと理解しなければなりません。だからこそ、患者さん一人ひとりのニーズに応じた、根拠に基づいた歯科衛生ケアの提供が大切になってきます。そのためにまず薬剤を理解すること、情報収集することが重要になります。
また、患者さんがすすんでセルフケアができるように、写真を使って自分の口腔内を知ってもらうこと、できないことを否定しないこと、無理なく毎日できるツールを勧めること、言葉の力でモチベーションを上げることの4つが大切なポイントだそうです。
「歯周病ケアの要は『患者さんと歯科衛生士さんのチームワーク』だ」と片山先生は語っていましたが、
『ニーズに応じたケア』と『患者さんの主体的な参加』の両立が、まさに診療において大切なことなんですね。
ツールは勧める前に、まずは自分で調べて特徴を知ろう
歯磨剤もジェルタイプなのかペーストタイプなのか、粘調度が強いか弱いか、というように特徴が異なります。実際に手で触ってみて歯磨剤の特徴を知り、患者さんの症状に合った歯磨剤を処方することが大切とのこと。
本日のセミナーでは、Systema SP-T ジェル・Systema Dentalpaste α・Check-Up rootcare・Brilliant moreの4種類の歯磨剤をプレートの上に載せて実際に触り、特徴や違いを体感するワークを行いました。実際に触ると歯磨剤の質感の違いもわかります。ぜひ、今後の診療の際に参考にしてくださいね。
参加された皆さまから、
『ホームケア製品は各メーカー、本当にたくさんあり、どのように活用したらよいかわかりませんでした。きちんとスペックを知ることで自分のため、患者さまのためにもなるのだとわかりました』
『ぜひ、勤務先のクリニックの他の歯科衛生士に伝えたいと思います』
『また、別のテーマの時に参加したいと思いました。他のDHにも勧めたいです。医院で使用しているケア製品について知ることができる。説明ができると患者さんに理解してもらえる。今までは「良いですよ」だけでした。明日から活かしていきたいです』
など、たくさんの感想を頂きました。アンケートにご協力いただきありがとうございました。
歯科衛生士さんのための予防歯科実践セミナーは今後も順次開催していきます。
ぜひ、皆さまのご参加をお待ちしております♪
★ご案内★
セミナーにご参加いただくには、まず「予防歯科実践をサポートするライオンの新しい取り組み」への登録が必要です。登録完了した医院様にセミナー参加申し込み用のURLをメールにてお送りいたします。
※但し、セミナーは定員に達し次第、受付を締め切らせていただきますのでご了承くださいませ。
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