予防歯科実践セミナー【講師:加藤正治先生】が開催されました。
2016年9月11日(日)、10月16日(日)御茶ノ水トライエッジカンファレンスにて予防歯科実践セミナー『ケア型診療の新スタイル「セルフケア処方」~導入から実践のポイント~』 が開催されました。
講師は、東京都港区で開業されている高輪歯科の加藤正治先生です。
予防“新時代”。まずは患者一人ひとりに適切な製剤を適切に処方すること
セルフケア処方は、来院患者の増加・固定化に結びつく重要なポイントになるため、患者さん一人ひとりに適切な製剤を適切に処方することを理解することが重要、と教えていただきました。
約3時間の講義を通し、セルフケア製品とは何か?という基本から、位相差顕微鏡を活用して患者さんに細菌を見せるなどのモチベートの工夫、必要な成分やアイテムを症例に応じて処方するためのヒントをいただきました。
体感!思わず「おぉ~!」という声があがる実習の連続
ケア製剤に詳しくなると、自分自身のスキルと医院としてのケアの実力が確実に向上します。講義では座学だけではなく、歯磨剤の研磨力、フロスの清掃力の確認など、計4つの実習を行いました。
身近なケア製品でありながらも、細かな製品テストまで行ったことのある方は少ないのではないでしょうか。参加された方々は、興味深く真剣に各テストに取り組んでいらっしゃいました。
歯磨剤3種類の研磨力の違いを体感!
「おぉ~!」「え?こんなに違うの?」「何これ?」と声を出しながら驚くほどの結果に深く納得したご様子。「少なくとも医院内で取り扱っているケア製剤や用品については、その成分や他社製品との違いなどを知っておくように」との加藤先生からのアドバイスに深く頷く様子もうかがえました。
フロス2種の清掃力の違いを体感!
明日からの実践に使える気づきや刺激が得られた加藤先生の講義。
この記事をご覧いただいている皆さまも患者さん一人ひとりに適切
参加された皆さま、お疲れさまでした。ありがとうございました。