• ●講師　相田 潤 先生（東京科学大学 大学院医歯学総合研究科 歯科公衆衛生学分野 教授）
• ●会場　ウェビナー

【概要】

フッ化物応用によるう蝕予防は1940年代に実用化された手法であり、長年の研究により有効性と安全性が確立されてきた。WHOやFDIの国際的な合意を踏まえ、日本でも推奨される利用方法が更新されている。例えば2022〜23年には、フッ化物配合歯磨剤や集団洗口のマニュアルが改訂されている。その後もフッ化物応用に関する総説が2025年に出版されるなど、国内外の情勢を踏まえて情報がアップデートされている。本講演ではフッ化物応用とそこに深く関係する歯科疾患の重要性について最新の情報をお届けしたい。

【所属】
東京科学大学 大学院医歯学総合研究科 歯科公衆衛生学分野 教授

★☆★略歴★☆★
2003年　北海道大学歯学部卒業
2004年　国立保健医療科学院専門課程修了
2007年　北海道大学大学院歯学研究科博士課程修了
2007年～2011年　東北大学大学院歯学研究科助教
2010年～2011年　University College London客員研究員
2011年〜2020年 東北大学大学院歯学研究科准教授　
2012年〜2018年 宮城県保健福祉部 参与（歯科医療保健政策担当）兼務
2014年〜2020年 東北大学大学院歯学研究科臨床疫学統計支援室室長
2020年〜21年　東北大学大学院歯学研究科歯学イノベーションリエゾンセンター地域展開部門教授 (クロスアポイントメント)
2021年～ 東北大学特任教授（客員）
2020年〜2024年 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科健康推進歯学分野教授
2024年～　大学統合により東京科学大学大学院医歯学総合研究科歯科公衆衛生学分野教授