• ●講師　湯本 浩通 先生（徳島大学大学院 医歯薬学研究部 歯周歯内治療学分野 教授 徳島大学歯学部歯学部長）
• ●会場　ウェビナー

【概要】

細菌叢の解析手法の発展により、その構成異常(Dysbiosis)と様々な疾患との関連が明らかとなってきました。歯周病も口腔内の細菌叢異常(Oral Microbial Dysbiosis)により、病原細菌の侵襲に対する最前線の砦としての歯肉上皮の物理的バリア機能が破綻することにより惹起されます。本セミナーでは、様々な全身疾患との関連が示されている歯周病の発症や重症化の予防に関し、歯肉上皮の役割や機能、菌叢制御の概念などに焦点を当て、口腔ケアによる対応や今後の発展性について考察したいと思います。

【所属】
徳島大学大学院 医歯薬学研究部 歯周歯内治療学分野 教授
徳島大学歯学部歯学部長

★☆★略歴★☆★

1992年 　徳島大学歯学部卒業
1996年 　徳島大学大学院歯学研究科博士課程修了
1996年 　徳島大学歯学部附属病院助手 (第一保存科)
1997年 　徳島大学歯学部助手 (歯科保存学第一講座)
2002年～2005年 　ボストン大学医学部感染症部門 (Post-Doctoral Fellow)
2005年 　徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部助教 (歯科保存学分野)
2012年 　徳島大学病院講師 (歯科・第一保存科)
2017年 　徳島大学大学院医歯薬学研究部教授 (歯周歯内治療学分野) (現在に至る)
2020年   徳島大学病院病院長補佐 (医科歯科連携担当)
2021年～2024年 　徳島大学病院副病院長 (歯科担当)
2025年 　徳島大学歯学部歯学部長 (現在に至る)