患者さんのリスクに合わせたケアを行うためのポイント【予防歯科実践セミナー(講師:片山章子先生)】

患者さんのリスクに合わせたケアを行うためのポイント【予防歯科実践セミナー(講師:片山章子先生)】

テーマ:「メインテナンスでおこなうプロケアとセルフケア処方」
講師:片山章子先生
日時:2018年11月8日(木)13:00~17:00
会場:ビジョンセンター田町

 

「口腔衛生指導は難しい」
日々の診療の中で、このように考えている歯科衛生士さんは多いのではないでしょうか。

限られた診療時間の中でメインテナンスを行うには、前回と比べて口腔状態がどう変わったのかを素早く判断し、どんな処置や指導を行っていくのかを決めることが必要です。

適切なケアを行うために医療面接が鍵を握ります。医療面接で十分なコミュニケーションが図れていなければ、知りたいことを尋ねても真意を引き出せないことがあります。ヒアリングで情報収集を行いながらコミュニケーションを図り、信頼関係を積み重ねていく必要があります。

コミュニケーションの中で患者さんの要望に応えたり疑問を解決したり提案するためには、病態の知識やケアの方法などを幅広く身につけておくことが大切です。

今回は、歯科衛生士さんの能力アップに尽力されている片山先生にご登壇いただき、臨床でよく起こるケースを題材に、適切なメインテナンスの実践法を解説していただきました。

 

事例で解説!押さえておきたいメインテナンスのポイント

ご参加の皆さまは、片山先生のお話に集中して聞かれていました。

 

患者さん毎に優先すべきリスクを判断してケアを進めていくためには、多くの症例を知っておくことが大切です。片山先生には、よくある症例について写真を使いながら解説していただきました。

その一部をご紹介します。
 ・脱灰進行中のホワイトスポット
 ・初期う蝕病変(う蝕のリスクコントロール)
 ・根面露出の症例
 ・義歯の口腔内について
 ・酸蝕歯の症例
 ・出血のある歯周病  など

ケーススタディでは病態からケア・指導まで経験に基づいて解説していただきました。さまざまな症例を学べる場ということもあり、参加された皆さまは先生のお話を聞いて熱心にメモを取っていました。症例を通して「なぜそのケアが必要か」を理解していくことで、今後の臨床に役立つ知識を得られたのではないでしょうか。

 

【ディスカッション】 酸蝕症の患者さんに、どう口腔衛生指導を行うか

ディスカッション内容を、ご参加者数名に発表していただきました。

 

ディスカッションでは、3〜4名のグループに分かれて、「酸蝕症の患者さんには、どのような口腔衛生指導を行うか」というテーマについて意見交換を行いました。

普段、他の医院の歯科衛生士さんと情報交換できる場はなかなかないかと思います。ディスカッションを通して「他の医院ではどんなことを行っているのか」「他の歯科衛生士さんは、どのような考えで取り組んでいるのか」を聞けるのは貴重な機会です。参加者からは、他の医院でうまくいっている取り組みはすぐにでも活かしたいという声が聞こえてきました。

歯科情報は日々進化していきます。患者さんの歯を生涯守っていくためには、情報をアップデートしていくことが大切です。片山先生に解説していただいたケースを参考に、ぜひ日頃の臨床にご活用くださると幸いです。

 

【セミナーの内容】
1. 患者さんに合わせたメインテナンスを行うために覚えておきたいポイント
2. 的確な診査とリスク評価を行うには
3. 診査に基づいた処置プロケア
4. 患者さんにリスクに合わせたアイテムの選択と指導例
5. ケーススタディから学ぶ病態・ケアの実践
  ・初期う蝕病変
  ・根面露出の口腔内
  ・義歯の口腔内について
  ・酸蝕症
  ・出血の多い歯周病 など
6. ディスカッション:酸蝕症の口腔衛生指導
7. 質疑応答

 

「患者さんと二人三脚で、完璧ではなくても良い状態が維持できるようにしていけばいいんだと考え方が変わりました」

今回もご参加いただいた皆さまから多くの感想をいただきましたので、その一部をご紹介いたします。

「プロケアだけでは改善できず、セルフケアと一緒に行うことの大切さを知りました。また、セルフケアのための歯ブラシや歯磨剤の選択の重要性もわかりました」
「片山先生のセミナーはエビデンスに基づいていてすごく納得できました」
「今までは完璧を目指してきましたが、患者さんと二人三脚で、完璧ではなくても良い状態が維持できるようにしていけばいいんだと考え方が変わりました」
「院内で報告しつつ、今日勉強したことを生かしていきたいと思います」
「情報の収集・更新、他院の歯科衛生士さんとの意見交換や共有は必要ですね。また、参加したいです」
「片山先生のお話は臨床の現場により近い内容だったので、大変勉強になりました。義歯をよく観察していなかったので今後は注意して確認し、患者さんにもセルフケアを十分にしてもらえるように気をつけようと思いました」

たくさんのご好評の声をいただきました。セミナーにご参加いただき、ありがとうございました。

「明日から使える!歯科衛生士さんのための予防歯科実践セミナー」は、今後も定期的に開催していきます。皆さまのご参加をお待ちしております。

 

★ご案内★

セミナーにご参加いただくには、まず「Lサポ(予防歯科実践サポート)」への登録が必要です。Lサポページ(Lサポ登録医院様限定ページ)をご覧いただくには、ログインIDとパスワードが必要です。ご登録時に設定したログインIDとパスワードを入力してログインし、ご希望のセミナーをお申し込みください。

※既に登録されている医院様は、改めて登録していただく必要はございません。

※セミナーは定員に達した場合、キャンセル待ちの登録をしていただけます。キャンセル待ちにご登録をされても、必ずしもセミナーに参加できるということではございません。キャンセルが発生しない場合はご参加いただけません。予めご了承のほどお願い申し上げます。

「Lサポ(予防歯科実践サポート)」への登録はこちらから。

どんなメリットがあるかチェックしてみてください!

⇒⇒ http://418yobou.jp/about/

おすすめ記事

ライオン歯科材株式会社